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#Instagram運用#店舗SNS#個人店

店舗アカウントの作り方 — Instagram の初期セットアップを最初の 1 週間で終える

これから店として Instagram を始めるオーナーのために、個人用との切り分けからビジネスプロフィール化、初期 9 投稿を並べるまでの 1 週間の流れを、撮影センスや時間に依存しない手順でまとめました。

執筆: 藤野 遙(編集長)

開店準備中の小さな店内で、カウンターに置かれたノートとスマートフォンに静かな朝の光が落ちている風景

これからお店として Instagram を始める日に、何から手をつければいいか。個人用のままで始めるか、ビジネスプロフィールとは何が変わるのか、最初の写真がない。そういう迷いが手を止めます。

この記事では、1 人で店を切り盛りするオーナーが、店舗アカウントを最初の 1 週間で整える流れを、撮影センスや撮り溜めに依存しない手順でまとめます。

店舗用アカウントを、個人用と分けるかどうか

結論を先に書きます。よほど常連の比率が高い個人アカウントでない限り、店舗用は新しく作るほうが運用は続きます

理由は 2 つ。1 つは「店主の私」と「お店」を 1 つに混ぜると投稿テーマが揺れて世界観が崩れること。もう 1 つは、店舗用は将来スタッフと共有する可能性があり、個人アカウントは共有できないことです。

作り方は単純で、Instagram アプリで「アカウントを追加」を選び、別のメールアドレスで登録します。1 台のスマホで切り替えて使えます。既存の個人アカウントを店として流用する判断基準は 1 つだけ。「今のフォロワーの 8 割以上がお客様になり得るか」。そうでなければ新設します。

ビジネスプロフィールに切り替える — 登録の流れ

アカウントを作ったら、次は「ビジネスプロフィール」への切り替えです。Instagram には個人・クリエイター・ビジネスの 3 種類があり、お店の場合はビジネスを選びます。

手順は短く、プロフィール画面 → 右上メニュー → 設定とプライバシー → アカウントの種類とツール → プロアカウントに切り替える、と進みます。途中で業種を聞かれるので、「カフェ」「美容室」など具体的なカテゴリを選び、最後に「ビジネス」を選んで完了です。

切り替えると 3 つの機能が増えます。表示回数や保存数を見られるインサイト、「電話」「メール」「道順」のボタンを置ける連絡先機能、プロフィール上のカテゴリ表示。どれも、お客様が「行きたい」と思った瞬間に必要な情報です。

カテゴリは具体的なものを選びます。「ショッピング・小売」のような広いカテゴリは検索での体裁が弱くなります。住所・電話・営業時間は、Google マップ側と文字列を完全に揃えておきます。揃っていないと後で店舗情報の統合に手間が出ます。

店主の手元で開かれた Instagram の設定画面、ビジネスプロフィールへの切り替え項目が静かに映っているスマートフォン

店舗の体裁を整える初期セットアップ 6 項目

次にプロフィール画面そのものを整えます。お客様が屋号で検索してたどり着いた瞬間に、お店の姿が一目で伝わる状態が目的です。項目は 6 つ。

  1. プロフィール名: 屋号 + 地名、または屋号 + 業態。「○○雑貨店 / 鎌倉」のような形にすると検索でヒットしやすくなります。
  2. ユーザー名 (@マークの後): 後から変えると過去のリンクが切れるので、最初に慎重に決めます。屋号のローマ字 + 地名が無難です。
  3. プロフィール写真: ロゴか、店内の象徴的な一枚。人物の顔は避けます。丸く小さく表示されるので、背景が単色に近いほうが視認性が上がります。
  4. 自己紹介 150 字: 「誰のための店か → 何を扱うか → どこにあるか → 営業日」の 4 段で組みます。改行を使って読みやすくします。
  5. 連絡先・営業時間・住所: 前のセクションで入れた内容を、ここで Google マップとの整合を取りつつ確認します。
  6. ハイライト: プロフィール下の丸いアイコン枠。最初は「お店のこと」「メニュー or 商品」「場所への行き方」の 3 つを置きます。各 1〜2 枚で成立します。

リンク欄は 1 本に絞ります。予約があれば予約ページ、ネットショップがあればそちら、それ以外は Google マップが安全です。

店のプロフィールに使う 6 つの素材 — 屋号メモ、ロゴ案、自己紹介の下書き、営業時間メモ、地図印刷、ハイライト案 — がカウンターに静かに並んでいる様子

最初の 1 週間で並べる 9 投稿 — 素材ゼロからのスタートライン

プロフィールが整ったら次は投稿です。本数は 9 投稿 を目安にします。プロフィールを訪れた人の目に最初に入るのが、3 列 × 3 段のグリッドだからです。ここが整っていると、お店としての姿が一度で伝わります。

7 日で 9 投稿は無理がない配分です。

  • Day 1: ご挨拶 (店の言葉で短く)
  • Day 2: 外観 (店の前、または看板)
  • Day 3: 内装 (店内の余白や象徴的なコーナー)
  • Day 4: 商品 or メニュー (代表的な 1 点)
  • Day 5: 店主のひとこと (テキスト中心でもよい)
  • Day 6: アクセス (最寄駅からの道順、または地図画像)
  • Day 7: よくある質問 + もう 1 投稿 (お客様の手元、店内のディテール)

各 Day の素材は「手元の写真」「店内の余白」「メニュー表」「手書きメモ」のいずれかで成立する設計です。新しく撮影に出る必要はありません。素材が足りない日の組み立て方は 「撮影なしで明日の投稿を — 1人で店を回すオーナーのためのInstagram起動フロー」 を参考にしてください。

9 投稿が並んだら、グリッド全体を一度眺めます。世界観は 1 枚の出来より、9 枚並んだ空気で決まります。ここで作った 7 日のテーマは、次の 1 週間にもそのまま転用できます。カレンダーに同じ流れを並べておけば、2 週目以降は内容を入れ替えるだけで投稿が止まりません。

スマートフォンのプロフィール画面に並んだ 3 列 3 段の 9 投稿が、お店の世界観を静かに伝えているイメージ

開設してから最初に避けたい、3 つの落とし穴

ここまで踏んでも、開設後に動きが止まる店主は多いです。先に避けておきます。

1 つ目は 投稿しないまま 2 週間放置すること。新規アカウントの初期 2 週間の活動量は、後の表示量に影響します。完璧を待たずに Day 1 から始めます。

2 つ目は DM・コメントの返信窓口を最初に決めずに開設すること。Instagram の DM で受けるのか、LINE 公式に誘導するのか。プロフィールに「お問い合わせは DM で」と 1 行入れておくだけで揺らぎません。

3 つ目は ハッシュタグを最初から多用しすぎること。開設初期は地名 + 業態 + 屋号の 3 タグで足ります。投稿が増えてから、お客様が使う言葉を観察して足すほうが、ノイズの少ない発見につながります。

まとめ — 最初の 1 週間で、お店としての姿を一度整える

手順を 3 段で再整理します。

初日: アカウント作成、ビジネスプロフィール化、プロフィール 6 項目を埋める。Day 1 のご挨拶投稿を出す。

3 日目: 外観・内装・商品の 3 投稿が並び、お店として認識できる体裁になっている。

1 週間後: 9 投稿が並び、フィードのグリッドが整う。ハイライトに 3 カテゴリが立ち上がる。屋号で検索したお客様が、迷わずたどり着ける状態になります。

この 1 週間で、お店としての Instagram は「ある」状態になります。続け方の全体像は、「個人店の Instagram 運用 全体像はこちら」 にまとめています。

もし、最初の 9 投稿を並べる手が止まりそうなら。brandroom は、お店の Web サイトやメニューから世界観を読み取り、初期の投稿案と画像をそろえて並べます。あなたは見て、よければ承認するだけです。

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